アウトプットが苦手で悩んでいるという方は、たいへん多いのではないでしょうか。
英会話上達の一番のポイントは「スピーキング」にあるといって間違いないでしょう。英会話を始められた方は、スピーキングの壁を乗り越えれるか否かで、英語をしゃべれるようになるか否かが決まります。スピーキングは英語を発信してくれる相手がいないと訓練しづらいのが難点です。4技能のうち最も難しいのがスピーキングといえます。
ではスピーキング能力を上達させるには、どのような勉強法が有効なのでしょうか?
インプットとアウトプット
基礎的な単語・熟語力はインプット学習が必要ですが、英会話で重視すべきはアウトプット中心の対人レッスンだと思います。アウトプットなしに話せるようにはなりません。カランメソッドを半年程度受講すれば文法が口の筋肉に浸透しますので、そこから英検デュアルメソッドで必要なレベルの単熟語に応じたオンラインレッスンで、資格取得を目指しつつ英検の級ごとのスモールステップで目標を明確にしてやる気を維持しつつ、継続して頂けますと幸いです。英検デュアルメソッドは英検だけに有効なレッスンではありません。英検は”実用会話技能検定”の名の通り、実は会話にフォーカスをあてた試験とも言えます。
ガンガン話す
まず英会話を受けるなどして、英語を話す機会を持っていることが原則です。実践なしでスピーキングの訓練はできません。
それにはとにかく勢いだけでもいいので話すことです。冠詞を何にするかや、文法・発音などはひとまず気にしないで、恥ずかしがらずに、声を出して、どんどん話していくことが早道です。何であんな間違いをしたんだろうとか、言葉が出てこないのを悔やんだりしますが、笑ったり、落ち込んだり、悔やんだり、そんな繰り返しこそ効果があるのです。相手に伝えたい気持ちが大切なのです。 グループレッスンやリアルな英会話スクールで、初心者が発言をするのは慣れないと恥ずかしいと思います。eTOCのようなマンツーマンレッスンであれば、人目を全く気にしなくていいので、ガンガンしゃべりましょう。
緊張すると、頭が働かなくなり、持っている力を存分に出せないことがありますが、これも訓練で慣れてきます。
得意な話題を伝えることで訓練する
誰しも興味を持っていること、得意なことがあります。そのような話題は相手に伝えたいという気持ちが強く出ます。英会話はコミュニケーションで上達します。自分の得意な話題をテーマにフリートークや、ネットで興味のあるニュース記事や課題などを探して、リンクを講師に送ってそれをレッスンで使用してもらうようにすると効果的です。
シャドーイング
通訳訓練法として有名な「シャドーイング」という方法があります。オリジナルの英語を聞きながら、同じ文章を追いかけるように読むという練習法です。意味が充分に理解できている英文を使って、意味をイメージしながら行うと、さらに効果的です。この方法は、英語のスピードに慣れるのによく、発音やイントーネーションの訓練にも効果的で、英語のセンスを磨くことができます。英語の歌を真似て歌う訓練もいいでしょう。
ディスクライビング
ディスクライビングは、写真や絵を見て、その説明を人にしてあげるつもりで、なるべく早く英語で口に出して言う訓練法です。自分が思いついたことを、英語でどんどん口にしてみてください。絵から連想する作り話でも結構です。おそらく大した説明ができないことにショックを受けられると思います。絵や写真であればいくらでもインターネットなどから見つけることができます。静物ばかりではなく、何か行動している写真が面白いでしょう。けっして難しい文章を使って説明する訓練ではなく、日常会話で使われるレベルの文章でいいので、即座にしゃべることが大切です。ディスクライビング教材には、TOEICパート1のテキストを使用するとよいでしょう。講師には、このようにお伝えください。
I would like to take a discriminating lesson. Can you use the TOEIC Part 1 photos as teaching materials?
レスポンス
スピーキングには、相手の言葉を理解してスピーディに反応することが要求されます。決して速く反応することが重要なのではなく、相手の言葉を正確に理解して、正確に応えられることが基本です。
それでも、最低限ナチュラルなレスポンスができなければなりません。リスニングで求められた「聞き取った英語の理解力をつける」能力が同時に要求されます。
ナチュラルなレスポンスができるには、語彙を増やすことが必要です。よく使われる表現は、体に覚えさせ、とっさに出せるよう訓練しましょう。
リスニング
スピーキングとリスニングとは相対する関係にありますので、片方の能力だけでは成り立ちません。
イントネーション、リズムを意識した発音
音節(syllable)と正しい強勢(stress)の位置を意識して、スピーキング練習することで、通じる英語に近づくことができます。相手に英語を通じさせるためには、イントネーション、リズムを意識した発音を身につけなければなりません。eTOCでは、Celyn-Merissa先生、Cindy先生、Jusyl先生、Elaine先生などが専門的にレッスンを行っています。